もこもこアルパカのログブック

書き散らしです。ゲームとか日々思ったこととか。記事URLを整理した影響でリンクが機能していない可能性があります。

【EAWRC 攻略】まりちゃ的「リペア」のイロハ

こんにちは、まりちゃです。

今回の記事では「EASPORTS WRC」というレーシングゲームにおける、「リペア」要素について個人的な見解を交えた攻略?考察?的な内容を扱います。

そも、「EASPORTS WRC」とはどのようなゲームなのか、ゲーム中におけるリペアとはどのような機能なのか、といった内容について、ある程度理解ができている(≒既にある程度プレイしている方)を対象とした内容となります。

したがって、ゲーム中の、あるいはラリーというモータスポーツにおける専門用語が遠慮なく出てきます。

購入を検討している最中に当記事を見つけていただいた方は… 申し訳ないですが、ブラウザバックしていただいてPSやSteam等のレビューを見ていただければと思います。(余裕があれば詳しいイントロダクション兼まりちゃのレビュー記事を書いてみるのも?)

【更新履歴】
・2024-11-07:初稿作成
・2024-11-09:誤字脱字の小修正、誤字のあった画像の差し替え

まりちゃ的・リペアのセオリーまとめ

ちなみにEAWRCのリペア画面はこんな感じ

ぶっちゃけ、ここだけ読んでブラウザバックしてもOKな内容です。

個人的には、以下のフローの中で「いかに実走行区間を含めたタイムロスを少なくできるか」に注力してリペア項目を選定しております。

  • 優先順位1:直前にターミナルダメージを受けてリタイアしている(現実でいう「デイリタイア」の状況)
    「ターミナル」と表記されているパーツを必ず修理する(ここで修理しなかった場合、再出走ができなくなり「ラリーリタイア」となってしまう)
  • 優先順位2:ラジエーターランプ/エンジンランプが点灯している
    可能な限りどちらも直す(どうしてもどちらかを選ばないといけない場合は、ラジエーター→エンジンの優先順位)
  • 優先順位3:残りのリペア時間と相談しつつ、他の箇所を修理する

判断フロー図説とセオリーの解説

EAWRCにおけるリペアのまりちゃ的判断フロー

〈優先順位1について〉

サービス直前にターミナルダメージを受けた場合

→「ターミナルと表記されているパーツを必ず修理する」

ここで「ターミナル」表記されているパーツをリペアしなかった場合、ゲーム側の仕様で再出走を拒否されてラリーリタイア(DNF)となってしまいます。

複数箇所・与えられた時間を超過してしまうとしても「必ず修理するよう心がけましょう。

なお修理選択については「スタンダード」でOKです。ギアボックスのような、リプレイスしか選択できないものはそれを、クイックは元より選択できないはずです。

⋯仮にサービス時間が15分(ショートサービス)しかなくて、全てに手を付けられない時は⋯諦めましょう。
(この仕様があるから、あえてサービス時間を長めに設定している主催者の方もたくさんいます。ただEAWRC公式が関連しているクラブやキャリア・チャンピオンシップモードは平気でショートサービスが出てきます。慎重に走りましょう)

 

〈優先順位2について〉

ラジエーター/エンジンランプが点灯している場合

→できる限りどちらとも直す

自走不能からのリタイアに近い状態ですので、可能な限りどちらとも直しましょう

このゲームの前作にあたる「DiRT RALLY 2.0」の頃から
ラジエーターランプ点灯→ラジエーターがオーバーヒート→エンジンにダメージ→エンジンランプ点灯」
のフローで壊れていくケースが多いので、優先順位としてはラジエーター→エンジンの順になります。どうしてもという場合は、まずはラジエーターをリペアしましょう。

リペアの選択はここもスタンダードで大丈夫だと思います。リプレイスはコストがいささか重すぎる割には、スタンダードとは変化が見られないので選ぶ必要はないと思います。

ラジエーターランプが点灯している例
(画像左下HUD、上がラジエーター、下がエンジン。中央はサイドブレーキ
※車種によって違うHUDになるが、ランプの位置は表示内容はだいたい同じ

 

〈優先順位3について〉

残りのリペア時間と相談しつつ、他の箇所を修理

道中クラッシュもなく、ラジエーター/エンジンランプも点灯してない!無傷だ!!・・・とはならないのがこのゲーム。

ジャンピングスポットでのハードランディングや、ちょっと無茶して看板を吹っ飛ばした、あるいは走行距離に応じた損耗によるダメージが出てる場合があります。(もちろん本当に無傷な場合もありますが)

ここでの優先順位としては

  1. ラジエーター・エンジン
  2. ターボ・ステアリング・ブレーキ・クラッチ
    (※以上のパーツは大きな破損を受けるとSSを走行できなくなるパーツ群かつマメに修理を要するモノ)
  3. 以下その他のパーツ

と捉えています。

ポイントとしては、使用している車種によっても優先順位が変動すること。

ターボ機構を積んでいない、非ターボ車両を使っている場合はターボの修理を考えなくてもいい代わりに、エキゾーストの修理優先度が上がります。一方のターボ車両(現行RallyカテゴリシリーズやWRカー、Gr.Aなど)はターボの修理優先順位は高く、一方でエキゾーストは完全に壊れてしまっても放置して構いません。

このゲームにおけるリペアの細かな仕様分析・考察

〈細かな仕様分析〉

・EAWRC全般について

ノーダメージ走行を続けていても、前述のとおり走行距離に応じた形でどこかの部品が損耗した、という体でダメージを受けてしまいます。ただ、モノによってはターミナル(致命的)なダメージの表記なのに普通に走れる部品もありますが・・・

・EAWRCのリペア指示について

クイック」、「スタンダード」、「リプレイス」の3択から選択する形となっています。

この図でいう「Repair Type」の話。
  • クイック
    最も短く、また修理にかかる時間も確定されています。ただし、ダメージが大きいと、この選択肢は選べなくなるので注意が必要です。
    DR2の頃からこの選択肢は「応急処置的」な意味合いが強く、簡単なダメージでもすぐにダメージ状態になってしまうのが大きな短所となります。また、後のサービスでリプレイスしか選択できない場合もあるので使い所には注意を要します。
  • スタンダード
    通常の修理にあたります。EAWRCでは修理にかかる時間が可変となっていますが、傾向としてダメージが大きければより時間もかかるようにはなっています。
    予測時間としてシミュレートされているのは表示されている最大時間と(私は)認識していて、予測では規定時間を大きく超過していたのに、時間内に収まったという現象はだいたいこの仕様のせいなのかも。
    Inspection詳しく調べる)」機能である程度の時間を使えば、その部品に対してのスタンダードリペアの時間を確定させることはできますが、例えばスタンダードリペア箇所が5箇所で5分超過予定ならインスペクションせずにギャンブルした方がより多くのパーツを修理できるように感じています。
  • リプレイス
    そのパーツを新品のもの(?)に交換する修理で、最も時間がかかります。
    キャリアモードでは修理コストも関わってくるので、金食い虫なこの選択肢は選びたくない・・・。
    リプレイスしか選択できない部品(ブレーキ・ギアボックス・クラッチetc…)もありますが、スタンダードリペアを選択できる部品でリプレイスを選択するのは(このゲームでは)ほとんど意味のない行為かと思っています。

〈パーツ毎の仕様分析と考察〉

このゲームで修理できるパーツ(・・・というよりはセクション?)は12箇所になります。以下、各パーツの仕様分析と考察を記しておきます。

再掲。EAWRCにおける修理項目である
  1. エンジン(Engine):(クイック/スタンダードからリペア選択可)
    エンジンパワー(≒加速力)に直結します。ラジエーターランプとともにエンジンランプが点灯している場合は45分間のサービスでも全てを修理できないマシン状況になっているケースが多いです。
    リペア選択はクイックだとダメージ耐性がないのでスタンダードを推奨。

  2. エキゾースト(Exhaust):(クイック/スタンダード/リプレイスから選択可)
    エンジンほどではないがエンジンパワー(≒加速力)につながっています。特に非力なノンターボ車はエキゾーストの損傷でタイムロスという現象も。
    ただし、普通にラリーしていても勝手に重篤なダメージを受けてしまっていることも多く、それでいてRallyカテゴリのターボ車なら、ある程度の馬力が確保できているクルマなら大してタイムロスにはならないので、エキゾーストを無視して他の部品を修理した方がいいことが多いです。


  3. ラジエーター(Radiator):(クイック/スタンダード/リプレイスから選択可)
    ラジエーターランプがついていなくても、軽いフロント部へのダメージで破損していることも。ラジエーターランプ点灯の放置はエンジンへのダメージ、ひいては走行不可につながってしまうことや、前述のとおり「ラジエーターランプ点灯→ラジエーターのオーバーヒート→エンジンにダメージ→エンジンランプ点灯」のフローで壊れていくので、ダメージが入っていた場合はスタンダードリペアで必ず直したいパーツです。

  4. ターボ(Force Induction):(クイック/スタンダードから選択可)
    走行中「ひゅーひゅー」という隙間風みたいな音が聞こえた場合、ここがダメージを受けている状態。だいたい3.5barくらいが標準で、音鳴りする状態は3.0bar前後です。過給圧がちょっと下がっただけでも、このゲームでは加速力が大きく損なわれて結果タイムロスに繋がります。
    ターボ搭載車はエキゾースト以上に加速力に影響があるので、トータルタイムを重視している状況であればダメージアイコンが付いた時点で修理を推奨します。また、ターボ加圧ができなくなると急勾配の坂を登れないといった状態に陥りリタイアを強いられるので、放置することは非推奨。
    ちなみに、非ターボ車はターボのことを一切考えずにリペアできるという良い点があったりします。

  5. クラッチ(Clutch):(リプレイス(17分確定)のみ)
    クラッシュダメージで損傷はめったに受けないが、総走行時間が1時間を超えるような距離を走ると傷んできます。
    損傷時の挙動は、駆動力が伝わらず加速してないのに「ゔぃーん」とエンジン回転が上がってしまうこと。こんな状態ではタイムなんて考えられない状態になってしまいます。残りの距離といった状況にもよるが、ダメージアイコンが付いた時点でリペアすることが望ましいです。

  6. デフ(Differential):(クイック(未確認)/スタンダード/リプレイスから選択可)
    実走行に対する影響は把握しきれていないです。(ごめんなさい)
    説明文を読む限りでは「severely impairing cornering(著しくコーナリング性能を損なう)」とのこと。(あとで追記します)

  7. ギアボックス(Gearbox):(リプレイス(20分確定)のみ)
    クラッシュダメージでも損傷を受けることはあるが、走行による摩耗由来の損傷であれば重度のダメージを負っても問題なく動作しているように感じます。
    ダメージの影響が出た場合の挙動は変速がスムーズに行かなくなり、変速の度に多少のタイムロスが生じます。音で言えばバネが跳ねるような「ガッチョン」とした音がするような状態でしょうか。
    ただし、修理方法が20分確定のリプレイスだけとかなりコストが重いので、変速に違和感を覚えない限りはダメージアイコンが付いていても交換しなくてもいいと思います。

  8. ブレーキ(Brakes):(リプレイス(8分確定)のみ)
    総走行時間が30分~1時間を超えるような中長距離イベントではここも修理することになります。
    軽度のダメージでも止まりにくさを感じる場面が多いが、重度になるとブレーキを踏んでもまったく減速できなくなるので、ダメージアイコンが付いたら残り距離や残りリペア時間と相談して交換するのが望ましいです。

  9. サスペンション(Suspension):(クイック/スタンダード/リプレイスから選択可)
    走行挙動全般に影響し、エキゾーストほどではないが、多少インカット等ハードに攻めたらダメージを負っていることが多いです。エキゾーストはアイツ着地でダメージ入るから・・・。
    ただ他のパーツより優先順位は低めと捉えていいです。TAや練習走行等でセットをきっちり作り込んでいる中・上級者の場合だと、放置やクイックリペアを選択した場合、挙動に少し違和感を覚えるかもしれません。ただ、30~1時間あるいはそれ以上の長時間走るイベントではここを直すことよりも、セットとドライビングスタイルにある程度の許容性をもたせた方が結果として良いのかもしれないですね。

  10. ボディ(Bodywork):(クイック/リプレイスから選択可)
    個人的に一番打たれ弱いパーツと思ってます。
    ダメージと言ってもどこがどう壊れたかで修理するしないを決めたいですね。ちなみにクイック選択はそんなに変化がないので、修理するならリプレイスを。ボンネット視点ユーザーでフロントにダメージを負ってボンネットが開いたり閉じたりするようになった、フィエスタやポロといった2017以降のWRカー、i20やヤリス、プーマなどのRally1といったエアロ武装が強いマシンでリアセクションが無くなってしまった、というケースならリペア時間と相談した上で修理するのは1つの策です。
    ただボンネットに関しては、何も指示しなくてもピン留めくらいはしてくれるので、サービス後どこにもぶつけずに走行できるなら無視して良いし、走行中に飛んで無くなっていたらかえって修理しなくてもいいのかも。とにもかくにも、他のパーツが壊れていたらまずはそちらを優先することが大事です。

  11. ライト(Lights):(リプレイス(6.5分確定)のみ)
    クラッシュダメージで破損するケースが多いです。
    ただし、そもそもこのゲームではライトを必要とするシチュエーションが少なく、サービスの後に夜間走行が控えている場合くらいしかシチュエーションが思い当たらないですね。逆にEAWRCの夜はしっかり暗いので、レーシングスピードで走るつもりであれば直すと良いのかも。

  12. ステアリング(Steering):(クイック/スタンダード/リプレイスから選択可)
    こちらもクラッシュダメージで損傷することが多いです。特に角張った路肩や雪壁に引っ掛ける形でクラッシュした場合、大きなダメージを受けている可能性があります。走行中「ドコドコ」とした音がずっとした場合はステアリング機構にかなりのダメージがあることが予測できます。
    重篤なダメージを負ってしまうとステアリングを目一杯切っているのに曲がってくれない状態になるので「ドコドコ」音が聞こえた場合には早急に、そうでなくてもあるかもしれないクラッシュに備えて修理できるようであれば修理を行いたい。逆にクラッシュしないことに自信があるのであれば、ここを無視して駆動系やブレーキ等を優先するのも1つの手です。

リペア実例

(あとで追記・更新します)

 

以上、私的リペア機能の使用セオリーと仕様の分析・考察でした

長々とした内容ですが、これがEAWRCをプレイされているみなさんの攻略の一助となれば幸いです!

また「ここの解釈が違うかも」や「自分はこう思う」という意見、また動画で扱いたい!なんてものがあればコメントまでお願いします。(あるいはTwitter:malicious_PS4まで)